Huawei Mate8をNexus6P/Mate7と比較レビュー

Mate8を入手しましたので手持ちのNexus6P/Ascend Mate7と比較いたします。

(写真で上からMate7 ゴールド, Mate8 モカゴールド, Nexus6P フロスト)

 

ハイエンドのファブレットのラインナップが充実しているファーウェイ製3機種で比較してまとめてみました。

項目\機種 Mate8 Nexus6P Mate7
市価 70000円~ 74800円~ 30000円~
サイズ 157.1 x 80.6 x 7.9 mm 159.3 x 77.8 x 7.3 mm 157 x 81 x 7.9 mm
質量 185g 179g 185g
シルバー,ブラック,ゴールド,モカゴールド アルミ,グラファイト,フロスト,ゴールド シルバー,ブラック,ゴールド
OS Android6.0 (EMUI4.0) Android6.0 Android4.4.2 (EMUI3.0)
SoC HiSilicon Kirin950 Qualcomm Snapdragon810 HiSilicon Kirin925
CPU 4core 2.3 GHz Cortex-A72 + 4core 1.8 GHz Cortex A53 4core 1.55 GHz Cortex-A53 & 4core 2.0 GHz Cortex-A57 4core 1.8 GHz Cortex-A15 & 4core 1.3 GHz Cortex-A7
GPU Mali-T880 Adreno 430 Mali-T628
RAM 3GB/4GB 3GB 2GB/3GB
ROM 32GB/64GB/128GB 32GB/64GB/128GB 16GB/32GB
micro SD ~128GB ~128GB
ディスプレイ 6.0″ IPS Neo LCD FHD 5.7″ AMOLED WQHD 6.0″ IPS Neo LCD FHD
スピーカー 下面 モノラル 前面 ステレオ 背面 モノラル
カメラ 16MP(RGBW) OIS 12.3MP LaserAutoFocus 13MP
フロントカメラ 8MP 8MP 5MP
SIMスロット 1/2 1 1/2
CA
VoLTE ○ *
WiFi 802.11ac/n/a/b/g 802.11ac/n/a/b/g 802.11n/a/b/g
生体認証センサ 指紋 指紋 指紋
バッテリ容量 4000mAh 3450mAh 4100mAh
充電 USB2.0 9V2A 高速 USB Type-C 5V3A 高速 USB2.0 5V2A

総括、どの機種を買うべきか?
Mate8はまだ日本では発売されておりませんが、日本で発売されるという前提でまとめてみます。3機種共に質感や指紋認証のレスポンス、バッテリ持ち、ディスプレイ画質は良好でこの点に関してはどれを選んでも良いでしょう。
・Mate8
バッテリ持ちが非常に良くCPU性能を重視するビジネスアプリメインで長時間使いたい、北米含め対応バンド豊富のため世界中1機種で対応したい
→スマホ1台で世界中飛び回りたい方
(当方は違いますが(´・ω・`))
・Nexus6P
ゲームなどのエンタメ用途重視、長期間のバージョンアップ対応が欲しい場合はMate8よりNexus6Pがおすすめです。また、VoLTEやCAなど日本でのネットワーク適合度ではNexus6Pの方が良好ですが、北米のバンドにはあまり対応していません(日本含め国際版とは別に北米モデルがある)。
・Mate7
安価になりましたので大画面で長時間SNSを楽しみたい方にはまだまだおすすめできる機種です。ROM焼きなど腕に覚えがある方であれば最新OS/機能も導入できます。

価格
・Mate8
輸入の際にかかる価格です。MateSやNexus6Pと同程度で性能アップしても価格は抑えられております。
・Nexus6P
従来のNexus機からするとかなりの高額ですが、ソフトバンクが0円でばらまいているので安く手に入れることもできます。
・Mate7
発売当初は日本で5万円程度で発売当初からコストパフォーマンスの高さが評価されていました。今はミドルレンジ価格の3万円で購入できますが、GR5と迷う方も多いのでは。

サイズ
3機種とも大画面狭額縁構成で持ちやすさにも配慮されております。
・Mate8
Mate7とほぼ同等サイズです。
・Nexus6P
5.7インチディスプレイのため3機種の中では一番横幅が抑えられていますが、縦方向は前面ステレオスピーカー搭載のため一番長くなっております。横幅と薄さが抑えられているため3機種の中では一番持ちやすいです。
・Mate7
大画面狭額縁のMate7は発売当初かなりの驚きがあり、Mate8が発売された今でも全く劣らない狭額縁薄型設計です。

OS
・Mate8
Android6(Marshmallow)ベースのEMUI4.0搭載です。EMUI3.1から機能面ではあまり追加はありませんが指紋認証のネイティブ対応などAndroid6.0の機能の多くを引き継いでいます。EMUI4.0の新機能については別途まとめる予定です。
・Nexus6P
素のAndroid6搭載です。
・Mate7
発売当初は4.4.2(Kitkat)ですが海外では既に5.1(Lollipop)が提供されており、さらに6.0のベータテストが行われております。6.0が提供されれば指紋認証ネイティブ対応などまだまだ使える機種となるため楽しみです。

SoC
3機種共big-little構成のオクタコアCPUを備えたSoCとなっておりますがGPUなどの設計思想に違いが見られます。
・Mate8
Huawei子会社HiSilicon製のARM A72コアを備えたKirin950です。CPU性能はSnapdragon810を大きく上回りますがGPU性能は控えめでビジネス用途重視、発熱控えめで安心して使えます。
・Nexus6P
巷で熱いと話題のSnapdragon810ですが、Nexus6Pはアルミボディのため放熱性が良く発熱による動作不良は見られません。GPU性能(特に3D)はMate8を上回っておりゲーム重視であればMate8よりおすすめです。
・Mate7
独自のKirin925です。CPU性能はSnapdragon800相当ですが現在はミドルレンジ価格で買えるMate7はお買い得機種です。性能も控えめですが、発熱も控えめで長時間安定して稼働します。

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ディスプレイ
3機種とも横幅を抑えた狭額縁ディスプレイとなっており、大画面の割には持ちやすくなっております。
・Mate8
日本のJDI製のFullHD IPS Neo 6インチディスプレイです。解像度を欲張らずFullHDで抑えてあるためバッテリーの持ちが良く、LCDであるため屋外でも見やすくなっております。また、インセル型タッチパネルのため薄くタッチ感度も良くなっております。コントラスト感もLCDの中ではトップクラスです。
・Nexus6P
Samsung製のWQHD 有機EL(AMOLED) 5.7インチです。高解像度で黒のコントラストと発色は良好ですが屋外では多少の見にくさを感じます。
・Mate7
Mate8と同系統のIPS Neo LCD搭載です。IPS Neo LCDを初めて搭載したスマホはMate7のはず。

スピーカー
内蔵スピーカーの音質重視であればステレオで前面搭載のNexus6P一択です。Mate8は下面にスピーカーが搭載されているためMate7よりは音質は改善されています。

メインカメラ
Mate8とNexus6Pについてはカメラにこだわりも見られますがMate7は特筆事項はありません。カメラにこだわるのであればMate8かNexus6Pの二択となるでしょう。3機種のカメラの画像サンプルを掲載しました。
・Mate8
P8から採用したRGBWセンサで夜空の中の光が綺麗にとれることを謳い文句としています。また、光学手ブレ補正を備えています。
・Nexus6P
1.5μm/pixの大型センサとレーザーオートフォーカス機能を備えています。光学手ブレ補正はありませんが、電子式手ブレ補正と上記センサやフォーカスによるシャッタースピード短縮により手ブレを抑えています。
・Mate7
Mate7のメインカメラは発売当初から特に飛び抜けた性能は持っておりません。

SIMスロット
・Mate8
シングルSIMとデュアルSIMのモデルがあります。WCDMAやLTEのデュアルスタンバイはできません。CDMA2000+LTEのデュアルスタンバイ機能はありますが、出荷状態ではauのCDMA2000は使えませんでした。
・Nexus6P
シングルSIMですが内部基板とSIMスロットにデュアルSIMの痕跡が見られます。
・Mate7
シングルSIMとデュアルSIMのモデルがありますが日本で発売されているMT7-J1はシングルSIMです。3GやLTEのデュアルスタンバイはできません。

CA
・Mate8
CA対応ですが対応バンドの組み合わせは公開されておりません。ドコモ/ワイモバイルのSIMでCA動作は確認できました。
・Nexus6P
CA対応でドコモ・ワイモバイルのバンドの組み合わせに一部対応します。
・Mate7
SoC Kirin925のモデムはCat.6 CA対応ですが日本版のMT7-J1ではCA機能は使用できません。(EMUI4.0の国際版ROMを正しい手順で焼くと使えるようになりますが)

VoLTE
・Mate8
VoLTE対応の項目がありますが日本のキャリアでは使用できません。
・Nexus6P
ソフトバンクのVoLTEに対応します。ドコモやauのSIMを入れるとVoLTE機能が無効化されます。

指紋センサ
3機種共に指紋センサ搭載です。Mate8やNexus6では動作改善されていますが、Mate7のセンサも動作良好です。

バッテリ
Nexus6Pは他2機種と比べると容量も少なめでSnapdragon810の消費電力と相まってMate8/7と比較すると動作時間も短くなっておりますが、十分なバッテリー持ちです。

充電
・Mate8
電圧を9Vに上げて充電する独自のHuawei Quick Charge対応で高速化しています。QualcommのQuick Charge 2.0とは互換性はありません。従来のmicro USBケーブルが使用できます。
・Nexus6P
USB Type-C搭載により5Vのまま3Aの電流で高速に充電できます。リバーシブルなプラグを採用しているため利便性が高いですが既存のmicro USBケーブルはそのままでは使用できまえん。また、既存の充電器や変換ケーブルとの組み合わせには注意が必要です。

4 thoughts on “Huawei Mate8をNexus6P/Mate7と比較レビュー

  1. はじめまして。日本にてmate8 を購入された方のレビューを待ちに待っていただけに拝見した際には感激致しました!
    また開封レビューにあったサイトから早速購入検討をしております。
    そこで何点か気になる点がございますので質問させて頂いてよろしいのでしょうか?
    分かる範囲で良いので教えて頂けましたら大変嬉しく思いますので宜しくお願い致します。

    1) P8maxで話題になっておりますLINEの通知についてですが、もしもmate8にてご利用でしたら教えて下さい。
    LINEをアプリ起動していない状態でも通知をしますでしょうか?

    2) 中国版では有りますが、Google Playを利用出来ますでしょうか?

    3) 購入されたサイトの商品の全網版は日本国内で使用出来るSIMフリー機と理解してよろしいのでしょうか?
    未技適は了承済です。

    4) 中国版を使用して気が付かれた不便な点はございますか?

    また、中国版の購入にあたり注意する事があれば教えて頂けますか?

    大変お手数をお掛け致しますが何卒ご教示下さい。

    宜しくお願い致します。

    1. 1)Mate8でLineは使用していなため動作不明です。TwitterやINBOXは特に遅延なく通知来ています。
      2)Google Play利用可です。Huaweiのアプリストアからダウンロード可能です。
      3)ドコモ、ソフトバンク(ワイモバイルも)で使用可能です。auは440-50SIMではNG、440-51 LTE専用SIMは未確認です。
      4)ホームボタン長押しでGoogle Now起動しない、なぜかGoogleの連絡先が同期しない

  2. はじめまして。
    mate8はmate sの様に指紋センサーを使って通知センターを降ろすことができるのでしょうか?
    またその他にもできることはありますか?
    よろしくお願いします。

    1. なぜか指紋センサー周りのジェスチャーなくなっております。Android6.0から対応の指紋センサAPIは対応しております。

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