100均USB Type-Cケーブル比較レビュー

100円(税抜き)で購入できるUSB Type-CケーブルとしてセリアのUSB Type-Cケーブルが注目されていましたが、2017/5現在では他の主要な100均ショップでも取り扱われており100均での定番アイテムになりつつあります。そこで各社ケーブルを比較してみました。(6/3 ダイソーのケーブル追記)

 

おすすめはどれ?

ケーブルの太さやブッシュ形状からするとワッツ、ダイソー、キャンドゥのものが若干安心感はありますが、性能面では大差ありません。各店常に在庫があるとは限らないので、近所の100均店頭で見かけたらその場で何本か買っておくのが正解かと。

 

パッケージと仕様

セリア (丸七製)

元祖(???)100均 USB Type-Cケーブルです。USB2.0 2Aの表記

 

ローソン100 (アットキュー製)

3.0A充電対応、USB2.0規格準拠(480Mbps)とか自信有り気な表示。ローソン100だけではなくセリアでも取扱されているようです。

 

ワッツ(シルク) (E Core製)

5V/2A、USB2.0の表記あり。

 

キャンドゥ (山田化学製)

3A、USB2.0の表記あり

 

ダイソー (製造元表記なし)

5V/2A、USB2.0の表記あり

 

いずれも長さ50cmで充電とデータ通信(USB2.0相当)対応となっています。
また、片側Aオスコネクタ、もう片側Type-CオスコネクタのいわゆるUSB AtoType-Cケーブルとなっており、既存のPCや充電器と新型スマホを接続しやすい仕様となっています。
また、各社製品白と黒の2色販売されています。

 

外観比較

USB Aコネクタ側(左からローソン100、セリア、ワッツ)

USB Aコネクタ側(ワッツ、キャンドゥ)

USB Aコネクタ側(左からダイソー、ワッツ) あれ、これ同一製品では?

 

USB Type-Cコネクタ側(左からローソン100、セリア、ワッツ)

USB Type-Cコネクタ側(ワッツ、キャンドゥ)

USB Type-Cコネクタ側(左からワッツ、ダイソー) あれ、これ同一製品では?

ローソン100とセリアのものはそっくりです。今回は色は異なりますが、同じ色に揃えると区別つかなくなりそう。
また、ワッツとキャンドゥのものもそっくりですが、ブッシュの形状が異なります。
ダイソーとワッツのものはコネクタとブッシュ形状の見た目では差がなく、同一の製造元っぽいです。
ケーブルの外径とVBUSライン(充電電流が流れるライン)の線径(導体+被覆)も測定してみました。ワッツとキャンドゥのものは一回り太いうえに、硬めになっています。
セリア(丸七): 3.0mm/1.0mm
ローソン100(アットキュー): 3.1mm/1.1mm
ワッツ(E Core): 3.5mm/1.2mm
キャンドゥ(山田化学): 3.4mm/1.2mm

 

充電動作確認

Mate9とhonor8付属充電器を接続して9Vの急速充電モードになることを確認しました。データ通信ができるケーブルでないとこの急速充電モードにはなりませんが問題なさそうです。似た仕組みのQC2.0/3.0対応スマホと充電器の組み合わせでも使えそうです。

ローソン100

ワッツ

キャンドゥ

 

CCラインプルアップ抵抗確認

最近では10kΩプルアップのケーブルは見かけなくなりましたが念のため

ローソン100

ワッツ

キャンドゥ

どれも56kΩプルアップでUSB A to Type-Cケーブルとしては適切な仕様となっています。

Nexus6Pを接続すると最大1.5Aでの充電になります。(全てのType-C搭載スマホで電流の上限が1.5Aになるわけではない)

 

電圧降下比較

セリア、ローソン100、ワッツのケーブルとファーウェイMate9付属のケーブルにおいて2Aの電流を流した際の電圧降下を比較しました。電源側は5.00V固定、電子負荷で2Aの定電流負荷をかけて電子負荷上の電圧計で比較、この表示電圧が大きい方が電圧降下小さいため性能が良いケーブルと言うことができます。(ただし、電圧降下分には変換コネクタ分も含まれます)

セリア

ローソン100

ワッツ

キャンドゥ

ファーウェイMate9付属

Mate9付属>ローソン100=ワッツ=キャンドゥ>セリアの順に良い結果となりましたが、2Aで使用するのであれば特に問題ないかと。

 

ケーブル構造確認

左からローソン100、セリア、ワッツのケーブルで、追加分がキャンドゥのケーブルです。 100円だけあってシールドとかデータ線のツイストペア構造だとかお金かかる仕様にはなっておりません。延長ケーブルで継ぎ足す、他のケーブルと束ねて使うことなどは避けましょう。ワッツやキャンドゥのケーブルではデータラインよりVbusとGNDラインを太くすることで許容電流を大きくしているようです。

 

まとめ

ローソン100、ワッツ、キャンドゥのケーブル共に既存のセリアのケーブル同等かそれ以上のもののようです。ワッツやキャンドゥのケーブルの方が太く頼もしげですが、セリアやローソン100のケーブルの方が柔らかい分取り回しはしやすいかと。お好みでどうぞ。

2 thoughts on “100均USB Type-Cケーブル比較レビュー

  1. 3A対応しているケーブルは、本当に3Aで電流流したときどうなるか知りたいです。

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