USB Type-C to microB OTG対応 変換アダプタの解析

micro USBコネクタの周辺機器をType-Cコネクタ搭載のスマホに接続する際に使用するUSB Type-C to microB OTG変換アダプタの解析記事です。

 

解析したもの
左からmeenova製アダプタ、MAXAH製アダプタ

 

何に使うの?
micro USBコネクタのUSBメモリやUSB DACなどの周辺機器をUSB Type-Cコネクタ搭載のスマホに接続するために使用するものです。当方はサーマルカメラFLIR ONEを最新のスマホに接続するために購入しました。

 

充電用の変換アダプタではダメなの?
アダプタ内のUSB Type-C CCラインまわりの回路構成が異なるため使用できません。充電用の変換アダプタを介してmicroUSBデバイスを接続してもスマホからは認識されません。
ただし、MAXAH製アダプタは充電/周辺機器接続どちらでも使用できます。
また、meenova製アダプタについては充電器を接続してはいけません(理由は後術)。

 

購入できる場所
meenova製アダプタは2017/7/14現在、日本の通販では見かけませんが、amazon.comAliExpressで売っています。
MAXAH製のものはamazon.co.jpで購入可能です。(おすすめはしないのでアフィリンクなし)

 

動作確認
どちらもFLIR ONEの接続に使用できました。
ただし、MAXAH製アダプタは受け取った2個共に接触不安定でした(amazon.co.jp内のレビューでも類似のレビューあり)。

 

meenova製アダプタ解析
アダプタ内にてType-C CCラインが5.1kΩでプルダウンされています。この構成でスマホが周辺機器の接続を認識できますが…

 

周辺機器を接続する前からスマホが周辺機器用電源の5Vを出力してしまいます。この状態で間違って充電器を接続するとスマホか充電器が破壊されますが、外見上充電用と周辺機器用の変換アダプタの判別はできません。

 

MAXAH製アダプタ解析
アダプタ内にてType-C CCラインとmicroB IDラインが5.1kΩで接続されています。

 

また、同時にType-C CCラインが56kΩでプルアップされています。(誤差大きいのでは)

 

meenova製アダプタとは異なり、アダプタを接続しただけでは周辺機器用電源の5Vは出力されません。周辺機器を接続することでmicroB IDラインがGNDと接続、CCラインが5.1kΩ→IDライン→GNDと接続されプルダウンされます。この時点でスマホから周辺機器用電源の5Vが出力されて周辺機器を使用することができます。

 

また、充電器を接続すると充電ができます。充電で使うmicroUSBのケーブルではIDラインはオープンになっているので、5.1kΩでプルダウンされたことにはならず周辺機器が接続されたとは認識されません。

 

5.1kΩの結線がMAXAH製同等で接触の信頼性がある変換アダプタがあればいいのですがね…ちなみに、現状はmeenova製アダプタごとFLIR ONEを付け外しする形で使用しています。

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